カメラマンになると決めたとき
- 絢子 鎮目
- 2023年4月28日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年7月18日
初めまして、出張カメラマンのあやこです。
文章は苦手な方なのですが、
私の見ている世界や想いを発信していきたいなと思ったので、ブログを始めてみました。
今回は私がカメラマンになると決めたときのことを書いてみます。
私がカメラマンを目指そうと決意したのは、
大阪の友達の家にいたときのこと。
友達曰く、
「カメラマンに私はなる!」
と突然ルフィーのように言い出したそうです笑
そこから私のカメラマン人生は始まりました。
(思い返せばいつも思いつきで行動している🫢)
その当時、私は自分が何をしたいのかが分からず、
ひたすら空白の日々をやり過ごしていました。
この間に友達に誘われて合宿免許へ行ったのですが、
初日に書いた書類の中に、
自分の所属しているところを書く欄がありました。
みんな学校名や会社名を書いていて、
何も書けなかったのは私だけ。
人間て、みんな必ずどこかに属しているんですね。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、会社。
ほとんどの人が常にどこかに属し、
小さい頃からやることを与えられ続けています。
つまり、自分からやることを考えなければいけない状況ってあまりないんですよね。
どこかに属する安心感、
与えられたことだけやっていればいい気楽さ。
でもそれだけじゃワクワクできない。
自分の本当のやりたいことはなにか。
どこにも属していない誰からも与えられることのないこの時間は、
私にとってとても貴重なものでした。
自分は何をしたいのか、
ひたすら自分と向き合い続けた時間。
(めちゃくちゃ辛かった。)
そんな中で唯一出てきたのが写真でした。
カナダにいた頃、
私はひたすら山を登っていました。
壮大な山の景色を見るたびに、
一眼レフをちゃんと使えるようになって
この景色を写せるようになりたいとぼんやり考えていました。
そしてそのスキルで友人や家族との関わりを写真で残すことができたら幸せだなと。
ウェディングフォトなどを撮っているカメラマンは、人の幸せなときを残すお仕事。
なんて素敵なんだろうと思いました。
私はなにも持っておらず、やることもない。
時間だけが膨大にある。
つまりなんでもできる。
じゃあ一年間本気でカメラマン目指してやろう、
と思って速攻写真学校へ入学しました。
一眼レフの使い方も分からない状態でしたが、
とにかく出会う周りの人たちに
「カメラマン目指してるんです!」
って言いまくってました。
(あの知識の浅さで言うの恥ずかしかった笑)
すると私に撮ってほしいって言ってくださる方が現れたり、
プロのカメラマンの方々と繋がれたり
(今でも本当によくしてもらっていて感謝です🥺)、
どんどんカメラマンへの道が出来上がっていきました。
あの一年間は自分でもびっくりするくらい
エネルギーに溢れてて、
毎日が楽しくてしかたがなかったです。
そして一年後には仕事として撮影に行くようになりました。
そんなこんなで、
現在は出張カメラマンとして活動しています。
思いついたら行動するフッ軽さは常に忘れないように。
お読みいただきありがとうございました。
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